皆様こんにちは、9月に入りました。
暑さのピークは越えたようで、
風が少し秋色に変わってきました。
夏の疲れが出やすい頃です。
睡眠。栄養を充分とって体調管理に気をつけて下さい。
さて、今回の情報局では、
『東京コピーライターズクラブ(TCC)の2014年最高新人賞』を受賞した作品を紹介したいと思います。
これは実際に使用された広告コピーの中から優秀な作品として選ばれたものです。
「ボクのお父さんは桃太郎というやつに殺されました。」(山﨑博司さん作)
桃太郎が退治した鬼の子どもの視点で書かれたコピーです。
最初に聞いた時はなんの事だかわかりませんでした。
鬼の子どもの立場で見た事がなかったからです。
「桃太郎は正義の味方で悪い鬼を退治して、めでたし。めでたし。」と言うお話しです。
本当にめでたいのか。
人の幸せの価値基準はいろいろで、
自分にとっての幸せは別の人にとっては幸せではないかもしれません。
ものごとをいろいろな角度から見る事の大切さを伝えた作品です。
これを聞いて、私の前回の情報局『みんなのチャレンジ★最終回(オマケ付き)』
こちらで紹介した銀色夏生さんの詩を思い出しました。
この不幸を
ラッキーだと思おう
この不幸を
ラッキーだったと
思える見方に気づきさえすればいい
するとだんだん
本当にラッキーだったと
思えてくるから不思議
銀色夏生「散リユク夕べ」より
ものごとをひとつの側面から判断して決めつけないで、
いろいろな見方があるという事に気づこうという事だと思います。
そうして見ると本店も、
『建物が古い』けれど、『趣きがある』
『最新の設備ではない』けれど、『昔ながらの雰囲気が味わえる』
『新台が少ない』けれど、『懐かしい台がある』
『混雑していない』けれど、『落ちついてゆったりと打てる』
この様に見方を変えると不利な条件を魅力に変えていく事もできます。
最近は若い人の間で『古民家』が見直されています。
古民家を改装したカフェやレストランはどこも大人気です。
落ち着きと温かみがあるのが受け入れられているようです。
昔からのものを大事に使って残していきたいですね。
本店もそのようないい面をより活かすためにも、
前回の鳥居さんの情報局、『昔ながらのコミュニケーション』にもあった、
『ご近所つき合いみたいな関係をお客様とできる所』
『いこいの場所』
を目指してスタッフ一同がんばっています。
ぜひ足をお運び下さい。
皆様のご来店をお待ちしています。
『東京コピーライターズクラブ(TCC)』さんのHPはこちら。
記事担当:有楽センター 橋本