みなさん、こんにちは。
今回の本店情報局を担当します村上です。
前回の情報局で私と私の孫の事について書かせて頂きましたが、今回はその続きとでも言いましょうか。
正社員となり、その先にあるものとして少し書こうと思いました。
有楽本店に唯一1台だけ設置されている、
『CR大わんわんパラダイス』という台を見るといつも思います。
我が家の愛犬のミニチュアダックスフンドの事。
名前は『ライ』
もう15年になり、おじいちゃんです。
福岡で生活をしていた孫が小学二年生まで友達がなかなか出来ず、
娘が可哀想と思い友達として連れて来てくれたのが愛犬の『ライ』でした。
最初はゲージの中に入れて一緒に生活をしていましたが、
あまりにも吠えるので日々が経ったある日からゲージから出して一緒に生活をするようになりました。
お友達と遊べない時は毎日のようにライに話し掛けていたそうです。
『ライちゃんは かわいいね ねるときも かわいいね
ようふくも かわいいね ようふくが にあうね』
と、声を掛けていたそうです。
最初は、私と父ちゃん(旦那)は動物が好きではなく、
娘孫はいいけど犬も一緒に福岡から来ると聞いた時はとてもショックですごく悩みましたが、
今では愛犬ライは私達にとって癒されて、なくてはならない家族の一員となっています。
「ライただいま。おいで。」
と言うと、話し掛ける言葉が分かるみたいにシッポを振り短い足で近付いて来ます。
孫も私達も、ライからの信頼を得るのには少し時間がかかりました。
今では本当に心が癒される毎日です。
仕事をする上でも似たような事が言えると思います。
信頼関係という『チームワーク』の事。
働き始めの頃は私を含めて皆さんもそうだと思いますが、
誰一人知っている人がいない職場で働くという事は、
恥ずかしいやら、どうしよう?という不安があって、働いて来たと思います。
33年も前の事になりますが、今思えば昨日の事の様に思い出されます。
当たり前の事が出来ない自分。
また、何をしていいか分からない新入社員の私。
これではいつまでも溶け込めず、日々が過ぎていくだけの私でした。
私が一年生の時、一番最初の経験で強く思った事。
「ここ掃除してね」と言われても、
ただそう言われただけでホウキやチリトリ、ゴミを捨てる場所も何一つ分からず、困った事でした。
今のスタッフは気遣いの出来る方が多いのでそういった事は無いと思いますが、
これから新しく入社して来られた時は一つ一つを丁寧に、
「ここにホウキとチリトリがあるからね。ゴミはここに捨ててね。」と、
自分が経験して来たマイナスの部分を逆に活かして細かく説明してあげる事も大切ですね。
この歳になっても今一緒に働いている上司は、
どんな小さな事でも細かく細かく一つ一つを丁寧に分かる様に説明してくれます。
頭の悪い私に教えるという事は本当に大変だなと実感しています。
でも、上司は何ひとつ嫌がらずに色々と教えてくれます。
「ありがとう。また勉強になったわ。頑張るね。」という感謝の気持ちでいっぱいです。
孫の情報局の中で『社員の壁を痛感した』とありましたが、
正社員になり、その先にあるもの。
『教え方の工夫の一つとして』
先輩としてアドバイスをしてあげる時、
1つ1つの事を丁寧に、理解出来る様に教えてあげる事が大切。
時には厳しさも必要になって来ますが、相手の事を想って色々と教えてあげる事が大切ですね。
『その子にとって、どこから教えればいいのか?』
何よりもまず先に、その事を考える事が大切。
家族の事の様に想いやってあげる事。
私や中村さんの様に、長年働いている方々は、
同じ様に思っておられる方も多くいらっしゃるでしょうし、
皆さんも仕事以外の日々の暮らしの中でも色々と感じる事は多くあると思います。
そして、教わる側は、その逆ですね。
「丁寧に教えてくれてありがとう」の感謝の気持ちを常に持ち続ける事が大切な事。
『石の上にも3年』と言うことわざの通り、
毎日の積み重ね、仕事の内容を理解するまで最低でも3年はかかると思うし、
それにはやっぱり我慢、辛抱、本当にいくつになっても勉強だと思います。
我が家の愛犬ライの事を題材にしてみましたが、
私が思ったように これからもいつかは教える側として有楽グループの先輩になる時が来ます。
その時は、自分から話しかけ、コミュニケーションを取り、
勉強になった事を思い出し、言葉遣い、辛抱、我慢をし、
『有楽グループって色んな事を勉強するけど楽しい職場だね』
と思ってくれる人が、1人でも多く、そう感じてくれる様な先輩になって欲しいです。
色々と話し掛ける事、本当に大切な事と思います。
わんわんパラダイス愛犬ライ。
記事担当:有楽センター 村上