こんにちは、今回の東浜情報局は私、土屋が担当いたします!
先日、タイトルにある「第31回武豊町福祉まつり」に呼んで頂き、
参加しましたのでその模様をお届けします。
この福祉まつりとは、武豊町を中心に活動する福祉団体による、
日頃の活動紹介や模擬店の出店、その他交流イベント等を行っているイベントです。
今年で31回目になるまつりは「ひろげよう ふくしの輪2017たけとよ」を、
スローガンに武豊中央公民館、武豊保険センターの2つの会場で行われました。
多くの方々が来場し、交流しながら子供さんから大人まで楽しく武豊町の福祉活動に、触れ合っていました。
「このイベントは、まつりを通じて福祉に対する理解や思いやりの心を、
更に深めることができるものです」
とおっしゃっていた町長さんの言葉が印象的でした。
ところで、この福祉まつりを主催していらっしゃる社会福祉協議会とはどんな団体なのでしょうか?
この地域福祉協議会はその名の通り、地域福祉を推進する団体で、武豊町社会福祉協議会では、
「支えあうやさしさ」を合言葉に、福祉によるまちづくりに取り組んでいるそうです。
http://www.taketoyo-shakyo.com/infomation/entry-1.html
「地域福祉」は個人が抱える様々な生活上の福祉の問題を地域全体の問題として、
住民、ボランティア、行政関係者が一緒に考え、協力して解決する為の取り組みです。
そんな取り組みの一環である、この福祉まつり。
どんなイベントなのでしょうか?楽しみです。
今回のおまつりは、
「点字体験」「手話体験」「視覚障がい者ガイド体験」「発達障がいの疑似体験」のブースに分かれて行われていました。
その中で僕たちが体験させて頂いたものを紹介します。
まずは、「視覚障がいガイド体験」。
実際に自分自身が障がい者となったつもりでアイマスクを着用して、
障がい者の大変さを体験することができました。
また、自分が実際に介助する立場になった時のヒントを知ることができたと思います。
次は「手話体験」。
この手話体験では、「あいさつ」や「家族の呼び方」など10名ほどのグループで、
ゲームをしながら手話を学びました。とても記憶に残る経験になりました。
普段の生活ではあまり手話と関わることはありませんでしたが、
継続して学んでみたいなと思いました。
その他このまつりで印象に残ったのは、「自助具」のコーナーです。
この「自助具」って何だろう!!聞きなれない言葉だと思いますので軽く説明します。
Self help device(セルフ ヘルプ デヴァイス)=「自ら助ける道具」
高齢者やからだの不自由な人が日常生活の中で自らの動作を助けるために用いる、
道具(福祉用具)や、その工夫の事です。
この自助具を使うと、生活の幅が広がるだけでなく、
積極性が出てくるなど自立を高める効果が期待できるようになります。
また、身体状況や機能、要望などに合わせて市販品から選んだり、
使いやすいように改造したり個別に合わせて制作したりします。
(「自助具たけとよ」さんより引用)
多数展示されていた中で特に興味深かった3点を紹介します。
私は以前片腕を負傷したことがあり、とても不便に感じたのを覚えています。
片手が不自由な方のために発明された自助具もいくつかありました。
【容器ホルダー(紙パック・びん・缶)】
固定棒をお腹や腰で押し、容器(紙パック・びん・缶)を挟んで固定することにより、
片手で蓋を開け閉めすることができるものです。
【片手ラップ切り】
板の上である磁石でできた棒の間にラップの先端を挟み込み固定し、
片手でかぶせて切る事ができます。
【牛乳パックオープナー】
牛乳パックを固定台の上に差し込みます。
オープナーの板の隙間に開口部を差し、突起部で持ち上げて開けるものです。
【車いすの工夫】
この車いすは背面に買い物かごを取り付ける事ができるように工夫されたものです。
ショッピングカートを兼ねる事ができ、買い物に付き添う方にも非常に便利だそうです。
最後に、
顕彰会があり今回我が有楽グループは福祉への協力や社会貢献活動を認めて頂き、表彰状を頂きました。
地域密着、地域に貢献、という社長の考えの下、そういった活動を認めて頂き、
より一層いろんな形で地域に貢献していく会社にしたいと思いました。
今回このような素晴らしいイベントに呼んで頂き、
「福祉」というものがより身近に感じられるようになりました。
こういった福祉のイベントを通して、福祉がもっと身近な街、もっと身近な地域になると良いなと思いました。
その為に微力ながら我が有楽グループも今まで以上に、
社会福祉活動へ貢献できるよう努めていきたいと思います。
記事担当:東浜店 土屋