皆さま~お久しぶりです。
今回の記事を担当する研究員は、駅前店の釣りバカこと榊原です。
いきなりですが、豆知識を1つ。
海外には、次のような釣りに関することわざがあります。
「一時間幸せになりたいなら酒を飲みなさい。
3日幸せになりたいなら結婚しなさい。
一生幸せになりたいなら釣りをしなさい」
このことわざが意味するように、釣りは一生楽しめる趣味の王様です。
私自身幼少の頃より釣りをたしなみ、
数十年たった今も時間を見つけては釣り糸をたらしています。
幼い頃に抱いていたワクワクする気持ちを今も変わらず持ちながら。
さて今回は、真冬の釣りということでかなり厳しい闘いになると予想されます。
なぜなら冬になると水温が下がり、魚達の動きが鈍くなって、
エサを求めて活発に行動することが極端に少なくなるからです。
また知多半島は黒潮にあまり当たらない為、冬のこの時期の釣りは大変厳しいのです。
しかし、そんな状況だからこそ釣りバカとしての腕の見せ所です!!
場所は、駅前店から車で約5分で行ける火力発電所
(中山名古屋共同発電株式会社 名古屋発電所)まで行ってきました。
前回紹介した時は、閉鎖されていましたが今回は無事開いておりました。
そして、ここはなんと!
釣り人の為に火力発電所で使用した温排水を流しているところを、
無料開放しているんですよ!
温排水が出ているということは、この水温の低さを味方につけることが出来るんです!
周りの水温が低いのに対して水温が高い所はここだけ!!
そして、水温が高いところは、
植物プランクトンや動物プランクトンが集まりやすいんです。
そのプランクトンを食べに来た小魚、その小魚を食べに来た大型の魚まで、
集まって来るというわけです。
いつもは広大な海でエサになる魚を探して移動しなきゃいけませんが、
この温排水の近くですと魚の方から集まって来てくれるんです。
きっとこれならシーバスもメバルも来てくれるはず!!
今回は私の友達も来てくれました!
登場からいきなりとんでもない怪しさ…。
この時期の防寒は確かに釣りにおいて必須事項だけど…。
それは一回悪い事してからここに来てるでしょ!!笑
しかし悔しいけど面白半分で有りながらも、
確かに目と口以外をしっかり覆えていてかなり理にかなっている!!
私も今度買いに行って来ます!
気を取り直して釣りをしていきましょう。
水面を見て思った通り魚が大量発生しております。
きっと大物もいるはず!!
しかし投げども投げども釣れない…。
どうしようもないのでシーバス狙いは諦めてメバリングに切り替えることにしました。
メバリングとはメバルを狙ってルアーなどを使う釣りの事です。
何投かしているとアタリがありました。
釣れたのはボラの子供のイナッコです。
ちなみにボラは出世魚で、小さいものからハク、イナッコ、
イナ、ボラと言う呼び名があります。
気付けば参戦している友達も釣っている!
小さいけど釣れれば何でも楽しいものですね!
私は5匹でしたが友達は軽く10匹ぐらい釣れてました。
そうこうしていると遠くの方で「シュー、シュー」と音が聴こえて来ました。
そう、知多半島の冬の釣り場名物「スナメリ」の登場です。
知多半島なら、水族館で人気者のスナメリ(小型のイルカ)に、
冬に海に行けば野生で会えるんですよ!
ただ釣り人以外で冬に海に行く人なんて滅多にいないでしょうね…。
風は強いしめちゃくちゃ寒いし。
かわいいスナメリですが、釣り人からはなかなかの嫌われ者なんです。
何故なら魚達が食べられる事を警戒して全然釣れなくなってしまうからです。
私達も散々堪能したので今日はこれで帰る事にしました。
有楽駅前店から、すぐ近くの火力発電所!
是非、行ってみて下さい。
それから行った際には、こちらの場所は私有地で一般開放されているだけなので、
注意を守り、皆様が快く使用できるように 願い致します。
以上、駅前店情報局でした。
記事担当:駅前店 榊原