みなさんこんにちは♪♪
前回の阿野店情報局に引き続き、我が阿野店WEB担当のM次長から、
「景品についてお願い」という指令が来ました。
ただこの記事が公開される頃は夏も中盤に差し掛かっているため、
これから夏の商品のおすすめはいかがなものか??
と考えた中で今回は巷で流行っている「トリセツ」に乗っかって、
実際景品売り場をどうやって作っているのかを書きたいと思います。
完全にお店側の目線での記事ですが、これを読んで、スーパーやコンビニで、
商品がどのように陳列されているのか見てみるとおもしろいかもしれません。
こんな偉そうに書いていますが、
私が阿野店の景品コーナーの担当になりたての頃は、正直何も考えずに商品を並べていました。
あることがきっかけで商品の配置を工夫すればもっと商品が売れることを知りました。
経験は全くなかったものですから当時は売り場の知識を本で勉強や、
実際スーパーなどでどんな陳列をしているのか参考にして今に至っています。
さて本題に入りますが、
1番に考えているのはどうしたらお客様に商品を見てもらえるのか?
これにつきます。見てもらえないとお客様は手にもとってくれません。
そこでどうしたのか??それは・・・
① 自分のお店の動線を知ること
② お客様が立ち寄りやすい動線に合わせて棚のレイアウトをする
③ 売り場に長くいたくなるように商品の場所を決め、POPや飾りをつける
まず自分のお店の動線を知ることとはどういうことか?
お店には必ず売り場とそれを精算するレジ(パチンコ店ではカウンター)がありますよね。
その2つの場所とスペースは建物が建った時点で大抵もう決まっています。
コンビニやスーパーなら最初から物を選んでからレジに行くのですが、
パチンコ店では違います。
大半のお客様はホールでご遊戯してから景品に換えるためにカウンターに寄ります。
つまりカウンターと売り場さらにお客様がご遊戯するホールのレイアウトは、
とても重要なのです。
さまざまなレイアウトがありますが、違いが分かりやすい2つを図にしてご紹介します。
まず1つ目のレイアウト
ホールから売り場を通って最後にカウンターに向かうことになっているので、
必然と商品を目にできる良いレイアウトだといえます。
次に2つ目のレイアウト
この位置だとホールから直接カウンターに行けてしまうので、
あまり良いレイアウトとは言えません。
この2つの違いがお分かりいただけたでしょうか??
ちなみに阿野店のレイアウトは後者であります。
これを理解した上で次のお客様が立ち寄りやすい動線に合わせて、
棚のレイアウトを決めていくのです。
まず阿野店の欠点はあるホールから直接カウンターに行けてしまうことで、
商品を見てもらえる機会を逃してしまうということ。
そこでカウンター前に棚を置くことによって、
カウンターに来てもらったお客様が誰でも商品を見てもらえるようにしました。
次にメインの売り場になりますが、果物を販売していることから、
スタジアム・レイアウト演出を採用しました。
スタジアム・レイアウト演出とは??
お店の店頭から店の奥まで見渡せている陳列の状態のことで、
お客様がスタジアム(競技場)に立ち観客席を見渡すイメージです。
つまりこの写真のように手前の果物棚は低くし、
奥に行くに従い高い棚を使うことによって奥まで見てもらえるように。
そして棚の位置ですがお客様の通路幅を確保して設置します。
ちなみに通路幅ですがお店の規模やショッピングカートの有無によって異なりますが、
阿野店の規模だと80㎝以上になるようにしています。
上から見るとこのような棚の配置になりました。
商品を探しやすいように通路は最低限しか作らず、
奥まで見渡せる棚の配置にしたことによって立ち入りやすい売り場に。
こうして陳列棚のレイアウトができ、
それからお客様に売り場に長くいたくなるような商品の場所決めをするのです。
今回は説明が長くなりそうなのでこの辺で終わります。
また機会があれば商品を並べる上で大事なゴールデンスポットやマグネットについて、
お話をさせて下さい。
では最後に阿野店の夏の装飾を見てお別れとしましょう。
記事担当:阿野店 下越