こんにちは!阿野情報局です。
担当は最近何も良いことがない『ホリ』です。
何も良いことがないのは最早テンプレになってきましたが、更に追い打ちをかける様に今年の夏は暑すぎて何もやる気が起こりませんでした・・・。
9月になっても残暑が厳しいですね。
そんなわけで、少しでも涼しくなるように、今回は4年ほど前に書いた記事『ホリの読書の秋』第2弾として、背筋も凍る?ホラー小説を紹介したいと思います。
第1弾はコチラ↓
それでは早速本題に移りましょう!
『リング』 作者:鈴木光司 1991年
ハリウッド映画にもなったほどで、日本のホラーでは1番有名なのではないでしょうか!
パチンコ・スロットでも一世を風靡したコンテンツで、今もなお根強い人気を誇っています。
最近ではDVDやブルーレイにとって代わり、めっきり見なくなった『ビデオテープ』が物語の鍵となっています。
そこに録画されている映像を見ると1週間後に死んでしまうという・・・。
そのビデオを見た姪が不審死したのをきっかけに、主人公も呪いのビデオを見てしまい、ビデオテープの謎を解いていくというストーリーです。
映画版でのテレビや井戸から貞子が出てくるシーンはあまりにも有名ですね!
中学生ぐらいの頃、友達に借りて読んだのを覚えています。
今思うと読書感想文を書く為以外でまともに小説を読んだのは『リング』が初めてかもしれません。
『黒い家』 作者:貴志祐介 1997年
一言でいえば保険金殺人のお話です。
ある日、主人公(若槻)が勤めている保険会社に顧客(菰田重徳)から保険の相談の電話が入ります。
なぜか若槻を名指しで家に来て欲しいとのこと。
行くとそこには異様な雰囲気が漂った黒い家がありました。
若槻はそこで菰田重徳の子どもの自殺?体を発見してしまうことになります。
しかし、菰田重徳の不審な態度や子どもが奥さんの連れ子であることから、自殺ではなく保険金目的の他殺を疑うのでした・・・。
そんな感じで話は進んでいきます。
400ページ近くある長編ですが、最後まで恐怖が連続するので先が気になって一気に読み切れます。
映画では、菰田重徳の夫婦役の大竹しのぶさんの演技がハマりすぎていて、身も凍るほど怖かったのを今でも覚えています。
黒っぽい家を見るとこの作品を思い出してしまうのは私だけでしょうか?
『リカ』 作者:五十嵐貴久 2002年
主人公(本間)が出会い系サイト(今でいうマッチングサイト)で、知り合った女性『リカ』にストーカーされてしまうお話です。
異変を感じ本間は『リカ』と連絡を取るのを辞めます。
電話番号も変え、完全に連絡を絶ったかに思われましたが、どこからか聞きつけ執拗に迫ってくる『リカ』、果たして逃げ切る事が出来るのでしょうか?
只々『リカ』の行動が怖すぎる、目的の為なら手段を選ばないので恐怖しかありません。
実はドラマでも放送されていますが、余り怖くなくてちょっと拍子抜けでした(個人的な意見です)。
見る前は正直放送できるのかなと思っていたので、やっぱり再現するのは難しかったようです。
スリルを感じたいのであれば、小説を読むのがオススメです!
『かにみそ』 作者:倉狩聡 2013年
ホラー作品を調べていた時に、表紙と題名だけ見てつい買ってしまいました。
どこがホラーなんだ?と読み始めましたが、どうやらこの『カニ』人間を食べるようです!完全にホラーですね・・・。
無気力な生活を送っていた主人公が飼い始めた『カニ』がある日フレンドリーに話しかけてきます。
そんな『カニ』と友情を育んでいくというお話です。
ある事件をきっかけに人間を食べてしまうようになりますが、可愛げもあり主人公はどうしても憎むことができません。
実は人間を食べるのには彼?なりの理由がありました。
最後はとても悲しい気持ちになります。
どうでしたか、少しは涼しくなりましたか?
まあでもホラーでなくても本を読むのはオススメです!
漢字や文章に強くなれますし、ジャンルにもよりますが、知識も増え、本を読みながら考えたり、想像することで色々なところで役立てる事が出来るはずです!
また、最近はスマホで気軽に読んだりもできますしね(私は紙の本で読む方が好きですが・・・)。
みなさんも是非お気に入りの一冊を探してみて下さい♪
それでは次回の阿野情報局もお楽しみに☆
記事担当:阿野店 堀