みなさんこんにちは阿野店情報局です(*’ω’*)
まだまだ暑い日が続く中、少し早いですが芸術の秋にちなんで「街中にあるアート(パブリックアート)」を探してみました。
紹介する前にまずパブリックアートってご存知ですか?
パブリックとは日本語で公の空間という意味で、簡単に説明すると、
「美術館やギャラリー以外の広場や道路や公園など公共的な空間(パブリックスペース)に設置される芸術作品の事」
をパブリックアートっていいます。
そんなパブリックアートを探すといっても漠然としすぎているので、まずは探すエリアを絞ります。
県内である程度、数があるところがいいなと調べてみると、名古屋駅周辺に結構存在するみたいなので早速名古屋駅に行ってきました。
当日はまだ真夏日だったので熱中症に注意してこまめに休憩します。
まずは中部地方で一番高いビル、ミッドランドスクエアへ。
ここにいくつかあるので一部紹介します。
まずは地上1階にあるたほりつこ作「30憶年のゼロ」
ミッドランドスクエアのラウンドマーク的存在なアートです。
写真はないのですが夜にはLEDライト点灯をし、違う見方ができるので気になる方は行ってみてください。
次に中に入ってエレベーターで41階のスカイロビーへ。
そこにあったのは細井篤作「dream with smiles」
見る方向で違う形に見えるおもしろい作品でいろんな角度から写真を撮ってしまいました。
ミッドランドスクエアを出て地下街経由で次に向かったのは、名古屋駅北西側にあるKITTE名古屋です。
ここでは名古屋らしいものがあるので紹介したいと思います。
「金の鯱」です。実はこれは椅子なんです。
こんなビックでゴージャスな椅子を作ってしまうなんで派手好きな名古屋らしいと思いました。
KITTE名古屋のさらに地下街を北西へ進むと、ルーセントアベニューという地下通路に到着しました。
ここでは壁や天井に「動物や植物のシルエット」が300メートルにわたって描かれています。
どこで写真を撮ろうか迷うほどのスケールが大きくて、ライトアップ効果もあり作品に奥行きがでていました。
地下街なので散策日だった真夏の暑さや雨に関係なく鑑賞できるのがいいですね!
ルーセントアベニューを抜けると、ルーセントタワーに到着しました。
ここにもいくつかあるので一部だけ紹介します。
吉田重信作「無限の光」
ルーセントアベニューを抜けてすぐにあります。
地上にある赤青黄のカッティングシートで貼られたガラスの天井によって光彩が挿し込んでいるアートです。
自然光で成り立っている作品なのでよく晴れた昼間に見るのがおすすめです。
ペリフェリック・アルシテクト作「Kaleidoscopic Garden」
ルーセントタワー地下1階で見られます。
床から様々な光彩を放ち、まるで万華鏡の中にいるような感覚になる作品です。
個人的には光がきれいに反射するので夜に見るのがおすすめです。
多田美波研究所 岩本八千代 渡辺克己作「Symbol of Love」
ルーセントタワー1階にありルーセントの輝きを象徴するダイヤモンドをイメージした彫刻。
ダイヤモンドのキラキラした所に目を奪われてしまいました。
一部になりますがルーセントタワーにあるアートの紹介でした。
次に紹介するのは、地下鉄桜通線名古屋駅にあるモザイクアートです。
東改札口と西改札口にあり、両方とも改札口に入ってすぐにあります。
東改札口側
西改札口側
東西で違う顔をもつモザイク画で名古屋の地下鉄の歴史や象徴が描かれています。
昭和42年に寄贈されたものなので歴史を感じますね!
名古屋市営地下鉄には名古屋駅の他にも複数の駅でモザイク画が展示されているので、お気に入りの駅のモザイク画を探すのも良いかと思います。
そして最後に紹介するのは、名古屋駅前にあった「飛翔」です。
リニア中央新幹線開通に伴い2022年6月から撤去され今はなき状態です。
33年間名古屋駅前の象徴としてあり、実際にないのを見て寂しい気持ちになりました。
しかし完全になくなった訳ではなく移設予定だそうなので再びお目に掛かるのが楽しみです。
本当に名古屋駅はパブリックアートの宝庫でどれを紹介しようか迷ってしまいましたが、実際に探すのはとても楽しくて時間があっという間に過ぎました。
みなさんも是非名古屋駅に行く機会があれば、パブリックアートを探してみてはいかがでしょうか?
記事担当:阿野店 下越