皆さまこんにちは、駅前店情報局のお時間です。
遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
今回は研究員の峰松がお送りいたします!
さて、令和時代も2年目に突入し今年も心機一転して穏やかな日常をつつがなく、
過ごしていきたいところですね~。
皆さまは今年のお正月、初詣に行かれましたか?
「私は神頼みなんてしないよ~」という方も いらっしゃるかもしれませんが、
『厄年・厄払い』というワードは少し気になってしまうのではないでしょうか?
今回はそんな「厄年・厄払い」について研究しました。
皆さんは厄年と聞いてどのような事を想像されるでしょうか?
例えば大切な持ち物を紛失してしまったり、
自分や周りの人が大きな病気をしたりと・・・
なぜか大変な目にあってしまいがちな時期といったイメージではないでしょうか??
厄年とは数え年で判断するとされています・・・
男性が25・42・61歳
女性が19・33・37・61歳
となる1年間の事を呼び、その前年を前厄、後年を後厄として、それぞれ3年間の注意を促しています。
中でも男性42歳、女性33歳は「大厄」と呼び、特に注意が必要な年齢とされています。
大厄とされる男性の42歳前後、女性の33歳前後というのは心と体の変化が大きく、
気をつけなければいけないというのを、昔の人は古くから言い伝えとして、「厄年」と捉えて考えたそうです。
現在の厄年の考え方は、江戸時代または元禄時代の頃に、
その基本的な部分が出来上がっていたと言われています。
現代では医療水準や健康意識の向上などの成果が著しく見られ、
2018年における日本人の平均寿命は、女性が約87歳、男性が約81歳とされています。
江戸時代の平均寿命は、50歳くらいだったとされています。
江戸時代は現代のように戸籍制度が整備されておらず正確な人口統計ができないため、
正確な平均寿命を計算することは難しいのですが、
乳幼児期の健康状態なども加味した上となるとさらに下がって、平均寿命は30~40歳とされています。
当時の男性は大厄の42歳なら重い病に倒れてもおかしくない年齢だったのです。
そもそも、この「厄年」という発想は民間信仰のような形で信じられていたようです。
昔の人は経験から得た情報を基に、注意すべき年を厄年と呼んでいたようですね。
では、どうしたらそんな厄から逃れる事が出来るのでしょうか?
ちなみに厄除けとは『災難を払い除くこと』とされています。
突然身に起こる不幸なことが降りかかりやすいとされる厄年の年齢に、
災難が降りかからないように払いましょう、というのが厄除けなわけです。
もちろん、厄年だからといって必ずしも不幸なことが起こるわけではないのですが・・・
まあとにかく、厄から逃れる方法をご紹介していきます。
①神様や仏様に守ってもらう
厄年と聞いて心細い気持ちの支えとなるものが必要なとき、お守りを身につけることで安心できることもあります。
お守りは、災厄を除けるために身につけるための物なので、お守りを持つことで守られていると信じる気持ちが大切です。
お守りの種類は厄除けだけでなく、さまざまな効果が期待できるお守りがありますよね。
そこで、お守りを複数持っていても良いのか?
と、疑問に思われる方もいると思いますが、複数持っていても大丈夫なようです。
それと、他の神社のお守りを持つことで神様同士が喧嘩するのでは?
と、心配される方もいるかもしれませんが、それも大丈夫なようですよ~。
②身近な友人、知人などに厄を分ける
厄年の人が「お餅・お金・お菓子」などを配って、厄を落とすという風習が伝えられています。
節分や祭礼で餅などと一緒に「厄を配る」ことで他の人に拾ってもらい、
自分の厄を少しずつ分担してもらう事が、厄落としにつながると考えられた為のようです。
③お祓い・ご祈祷を受ける
厄年になったら、旧暦のお正月でもある「節分」の前までに、
神社やお寺で「厄払い・厄除け」の祈祷をしてもらいに行くのが一般的とされています。
厄払いや祈祷をうける時の服装は普段着でよいとされてはいますが、
男性であれば黒や紺などの無地のスーツやスラックス、
女性であればフォーマルスーツやワンピース、ジャケットなどを着ていけば大丈夫です。
神社でのお祓いの料金は初穂料(はつほりょう)と呼ばれていまして、その金額の相場は5千円からが目安となっています。
事前に連絡して初穂料を用意するのが良いかと思います。
それでは、今回はこの辺で♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今年こそは厄無く健康に過ごしたい!!!研究員の峰松がお送りしました。
記事担当:駅前店 峰松