皆さん、こんにちは。東浜店情報局まじめ記事担当の田村です。
4月も半分が過ぎて、外はかなり暖かくなってきました。
というより、かなり暑くなってきた気がしますね。
寒いより暑いほうが好きな私にとっては、うれしい季節になりました。
さて今回の情報局は、玉が台に補給されるまでの仕組み(パチンコ編)について書きたいと思います。
皆さんは、パチンコの玉ってどのような流れで動いているか、気になったことはありませんか?
普段は、遊技する台の貸し出しボタンを押して、玉が出てきたらハンドルを回して遊ぶ。
そんな流れしか目にすることはないと思います。
ですが、たまに玉が出てこなかったりしたとき店員がやってきて、
台や上の扉を開けさせて頂くことがあると思います。
そしてスタッフが何やらゴソゴソすると出なかった玉が出てくる、
そんな光景を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
このように玉が詰まってしまい人の手を借りることはありますが、
基本的には個々のパチンコ台にいくまで全ての流れが自動になっており、
玉は台に補給されるんですね(知ってる人は知っている)。
そんな自動で動いている仕組みを、今回はご紹介していきますよー。
まずお客様が打った(使った)玉はどこへ行くのか?です。
打った玉のすべてははこちらに流れていきます。
これは「アウトボックス」というもので、お客様が打った玉が台から出てくるのを受け止めてくれます。
これがないと、お客様が打った玉が裏側で四方八方に飛び散って大変なことになります(笑)
そしてこのアウトボックスには「アウトメータ」というものがついていて、
何玉流れたかを計数してくれます。
ここから、「アウトレール」というところに玉が落ちて、
レールの上を玉が流れていき、島の中央に玉が集まっていきます。
このままだと、玉は一か所に溜まっていくばかりですよね。
溜まった玉を再度台に運ばなくてはいけません。
そこでカギとなってくるのが、「還元機」というものなのです。
皆さんは島の中央で、台がないスペースを見たことがありますよね。
ここにその還元機が入っているのです!!
この還元機は、お客様の打った玉を綺麗にしながら更に上部にあげてくれる役割を持っています。
この部分から上に持ち上げてくれるのですが、取扱注意って書いてありますねぇ。
そうなんです、これは一歩間違えると大けがをする、とても危険なものなのです。
モーターでベルトを動かしているので、私たちが触るときは細心の注意を払っています。
お客様は間違っても触ってはダメですからね!!
長い有楽の歴史の中で、還元機に巻き込まれて指を吹っ飛ばした人がいるとかいないとか噂を聞きました・・・。
怖いですね。
この還元機、玉をきれいにする役割も担っているのですが、
玉をきれいにしてくれるベルトを閉店後に交換する必要があるのです。
では、ベルト交換のスペシャリスト、吉原ナビゲーターに交換してもらいましょう!!
その交換するベルトが、こちらです。
少しふざけていますが早くやってください!!
流れをすべて見せると大変なので、写真のダイジェストで・・・。
途中またふざけているような気がしますが、そこは大目に見ましょう。
そんなこんなで、交換が終わり、使用前と後のベルトを比べてみました。
線がついてる方が使用後。玉の汚れが布についてるんです。
こんなに汚れるんですね!!
この還元機があるからこそ、お客様の元にはきれいな玉が出てくるんですね。
さてさて、次は、この還元機から出てきた玉が、どこに行くかです。
それが「セーフレール」です。
これは台の上のところにあり、島の端まで続いています。
このレールに乗って台の上まで流れていくんですね。
そして最後に、それぞれの台にどのように玉を分けているのかですが、それが下の写真になります。
これは「分配機(セーフキャリー)」などと呼ばれるもので、文字通り、台ごとに玉を分けてくれます。
そしてこれは、分配機で分配された玉を台に入れる「ボールペッカー」などと呼ばれるものです。
このように、玉はお客様の元に届くまでにいろんな工程を経てぐるぐる回ってるんです!
お客様が使った玉は、綺麗になってまたお客様の元に帰ってくる仕組みが、台の裏では組み込まれているんですね。
昔はこういった設備がまだなく、なんと台の裏側に人がいて1台1台補給していた時代もあったと聞きます。
その頃に比べるとずいぶん進化したんだなと思います。
そのうち、玉そのものがなくなって、全て液晶などで完結してしまう、
そんな時代も来るかも知れませんね。
今回は、パチンコ玉の補給までの仕組みをご紹介しました。
機会がありましたらスロットの補給までの仕組みをご紹介しようと思いますので、お楽しみ♪。
では今回このへんで!
記事担当:東浜店 田村