新美さんが、研修で行った居酒屋てっぺんにて「頼られる男日本一」を宣言なさっていたとは・・・!
これはかなりの衝撃でした。あ、もちろん、いい意味でですよ。
それを大声で、大人数の中で発言する事に、素敵な男の心意気を感じます。
もっと詳しく掘っていきたいと思いますが、それはまた後ほど。
さて、今回の新美さんからのお題は
「カワサキにとっての頼れる『あの人』とは、どんな行動や言動をする人でしょうか?」です。
新美さん、これはアレですね。
経過報告のお題が徐々にレベルアップしていますね、これ。
自分の事を書き連ねることで、有楽グループの皆さまに何らかメッセージを発信をすることは
私にとって大変な重責でございますが、弱音を吐かずに真摯に書かせていただきます。
月並みな表現かもしれませんが、「頼れる人」と言うのは即ち
“自分では及ばない経験やスキルを持った人”というのが、一番最初に思い浮かぶことです。
自分にはないものを持っている優れた人は、それだけで寄る辺というべき存在です。
ではそういったスキルフルな人だけが「頼れる人」なのかと
こうして改めて考えてみますと、全くそうではないということが分かりました。
例えば、自社のスタッフのことを思い浮かべてみると
バリバリ仕事をし、アイディアがじゃんじゃん出てくる状態であれば嬉しいに越したことはないですが、
それよりも、ちょっとしたことに気が付き先回りして行動できる所を目の当たりにすると
「あの子は頼りになる」と感じるものなのではないかと思ったのです。
3日後までに仕上げるように言った仕事を、相手の都合を考えて早めに提出したり、
コピーを取るようにお願いしただけなのに、使うシチュエーションも考えてまとめておいたり、
説明を求めたときに、言葉だけでは伝わらない部分を事前に伝わりやすく準備をしていたり。
言い出せばきりがないですが、つまりはこういったことが出来る人です。
きっと、頼られるようになって初めて“任される”にシフトしていくのでしょうね。
もっと噛み砕いて言うと、母親って単純に「頼れる人」ではないでしょうか。
特に幼い頃の自分にとっての母親(女性に限らず、母親に求められる立場にある方)の存在と言うのは、
純粋に頼れる人であり、その源泉はどこから来ているかと言えば、
子供の自分では気付かないようなことを先回りして考え、計画し、実行してくれるところにあるのではないかなと、
ふとそう思いました。
お弁当が腐らないように調理法に気を使ったり、お泊り遠足の際に余分にタオルを一枚多く準備したり。
つまり「頼れる人」というのは、相手のことを思いやることができ
そのために準備をし、先回りで行動を起こすことが出来る人、ということになります。
そうやって突き詰めて考えていくと、面白い結論にたどり着きました。
「頼れる人」とは、サービスマンとして求められるスキルを持っている人こそ
そう言える存在なのではないか、ということです。
見ず知らずの“お客様”という存在に対し、最大限の思いやりを持って
安全に、快適に過ごしていただくための方法を考えて、準備を整え、しっかりと行動にうつせる人。
そうなるために沢山のことを知り、学び、様々な経験を積み、一歩踏み出す勇気を持つこと。
これこそ正しく「頼れる人」そのものであり、サービスマンの鏡というべき人ですよね!
接客・サービスに携わる全ての人に伝えたい、
『その仕事を極めることは、何にも変え難く素晴らしいことだ!』と。
「頼れる人」になるだけの人間力を身につける事ができるサービスの仕事を、改めて心から誇りに思います。
さてさて、もうお察しのことかと思いますが。
次回新美さんに是非書いていただきたいのは、
「新美さんにとっての『頼れる人』とは、具体的にどんな人を表しているのでしょうか?」
ということを、教えていただきたいのです。
「頼られる男日本一」を宣言された新美さんが、
日本一になるために日頃どんなことを考え、どんな行動をされているのか。
きっと前回のハピプロ経過報告を読んだスタッフは皆気になっていると思います!
参考事例でも、失敗から学んだことでも、自ら行っているマル秘アプローチでも。
ここは言い訳無用で、“男の心意気”をしかと見せてくださいね。
楽しみにしております!