カワサキさんと最初に会った時の印象が今でも何ら変わらず保てているって簡単そうで難しいですね。
毎日の繰り返しを持続させるだけだと考えると簡単そうですが、自分の身体に染み込ませるまでとなると、やはり難しいですが、どんな事でも自分の気持ち次第って事ですね。
前回の経過報告から少し時間が経過してしまいましたが、気付けば全店舗で「役」が明確になりました。
店舗でそれぞれスタッフから色んな意見を聞き出し、私では思い付かない言葉が沢山出ており、
また一つコンセプト&ゴールに深みが出てきた感じがします。
と言う訳で、前回のカワサキさんからのご質問
「新美さんにも『役作り』について深堀りしていただきたいのですが、
これまで現場のお仕事で『役』というものを意識したことがありますか。」
でしたね。
過去に有楽ではありませんが他の会社のパチンコ店で働いた経験があります。
私がホールスタッフとして働いていた頃は「役作り」を意識して働いた事はありませんでしたが、
自分にとっての「役割り」は何か?と考える事はありました。
自分にとっての役割りとは、その店舗で必要とされ、頼られる人物になると言う事でした。
まずは、その店舗で自分の得意分野を活かそうと思い、お客様とのコミュニケーションも大得意でしたが、
その他に得意としていた機械修理やメンテナンスに力を入れました。
遊技中に故障してしまった台をお客様の目の前で、どのスタッフよりも短時間で完璧に直す。
あのスタッフを呼べば、どんな故障でも素早く直してくれるとお客様にも同僚にも思われたかったので、
自分が携わっていない故障やその修理方法の情報を集めたりして、自分なりに勉強する毎日でした。
直せないトラブルがあるのが恥ずかしいと思っていたのもありますが、格好良く言うとプロ意識を持っていた訳ですね。
それがきっかけで、お客様から信頼されたり褒められたり、
周りのスタッフから頼られたりする事が増えたので、結果的に仕事が更に楽しくなりました。
※今は機械修理に関して状況が異なりますが、それ以外にもお客様が信頼して頂ける行動は沢山あると思いますので、
ほんの一例として捉えてください
今思えば、勝手にハッピーサイクルの最初の一歩を踏み出す事をしていた事になりますね。
実は以前働いていた会社には経営理念と社訓と言うものがあり、
毎日の朝礼で経営理念と社訓を全スタッフで声に出して読んでいました。
本来なら、それに気持ちを乗せて働くのですが、若い私には難しい言葉が並んでいるだけにしか思う事が出来ず、
言葉だけ頭に入れて朝礼時に大声を出す為だけのモノになっていました。
今思えば、言葉の一つ一つをかみ砕いていけば理解できる内容ですが、
その言葉を作った会社の上層部が理解出来ているだけではダメで、
新人スタッフが理解できなければせっかくの言葉も無駄になってしまいます。
過去の有楽グループには経営理念も社訓もない状態でしたので、
過去の経験を活かしハッピーサイクルプロジェクトを起ち上げ、
経営理念や社訓に代わる、コンセプト&ゴールを会社全体と各店舗で作った訳です。
それぞれの店舗にコンセプト&ゴールがあり、自分達の「役」がハッキリしているので、
あの頃に比べると凄く働き易い環境になっています。
そう思うと、ハピプロを立ち上げて本当に良かったと思います。
役割りの話の予定が、気付いたらコンセプト&ゴールって素晴らしい!!と言う感想になってしまいました。
それでは次のカワサキさんへのご質問
現在、有楽グループではアルバイトから正社員にあがる面談時に
スタッフへのハピプロ浸透度を計る目的でコンセプト&ゴールのプレゼンをしてもらいます。
ですので、プレゼンがしっかり出来るまで正社員にあがれない、ということです。
川崎さんは仕事上、人に何かを伝える機会が多いと思います。
伝え方ひとつで、聞き手側の食い付きや理解度は大きく変わると思います。
そこで、正社員希望やプレゼンが苦手なスタッフの為に、カワサキ流プレゼンの極意!
をみんなに教えてあげてはもらえませんか?
次回楽しみにしていますので、是非ともプレゼン極意の伝授よろしくお願い致します。