長きに渡ったお題が解決しましたね!
やはり訓練というのは、日頃の積み重ね・継続以外にありませんよね。
継続という大変な道のりを越えるために「朝礼」という習慣を活用する。
とても素晴らしい訓練になりますね。
実際店舗ラウンドでも、ハピプロリーダーミーティングでも、
「朝礼」の課題や気付きというのは未だに続いていますよね。
どこの会社でもやっているようなことなのに、「これだ!」とピッタリくるものを探すのはなかなか大変なものです。
これからも試行錯誤しながら、訓練となりえる朝礼を磨いていきたいですね。
さて、今回の新美さんからのお題は
「カワサキ流第一印象のこだわりを是非とも教えて下さい。」でした。
ちょうど5年前、東京ディズニーランドでの研修のため、舞浜駅でお会いしたのが最初でしたね。
あの時、かなり緊張していたことを今でもハッキリとおぼえています。
『なかなかこういった研修には腰が重い方で、どれだけ紹介しても興味を引くものがないみたいで。
ですので、こうして足を運んでくれる気になったこと自体とても珍しいので、思い切りやってくださいね!』と
当時の研修窓口だった方に新美さんの情報を教えて頂き、かえって緊張が増したことが昨日のように思い起こされます。
その時の様子を“パワーのある女性”として受け取ってくださっていたのですね。
それはそれは、とても嬉しいです!
私自身、ずっと接客サービスの現場に身を置いていたので第一印象にはかなり気を使っています。
以前に「身だしなみで損はしてほしくはないけれど・・・」
という記事でも申し上げた通り、身だしなみや第一印象って、本当に一瞬の事なのかもしれませんが、
その一瞬でその後の全てが決定づけられる、と言っても過言ではありません。
後からどれだけ頑張っても、最初についてしまったマイナスイメージを返上したり、
相手からの見方を変えてもらうのには大変な時間がかかります。
なので、第一印象=自分をどう見てもらいたいか?ととらえ、“キャラ作り”をしておくことが重要だと思います。
ただ、この“キャラ作り”というのは、自分の理想とする姿を当てはめるのではありません。
会社や店という一つのくくりの中で、自分の立ち位置や求められる個性を鑑みて決めるものです。
私の場合どこの現場でも、会社やお店というくくりからみて「元気いっぱいにお客様を引っ張っていく人」
という印象を要求されることが多かったので、初めてお会いする方と対峙する時は、
“腹から出る元気な声、目を細める思い切りの笑顔、ハキハキとした動作の挨拶”をとにかく意識していました。
書き出してしまうとものすごく単純なことですよね。
しかし、これをいついかなる時も、突発的でも、長時間でも続けるというのは、なかなかどうして骨が折れます。
やりたくない日でも、元気のない日でも、これを毎日繰り返すことで自分に染み込ませていきました。
繰り返すことで、やがて意識していなくても初対面の方の前に出ると、勝手に顔や身体が動くようになるものです。
接客サービスの現場の仕事は、自分自身が乗り気でない日でも、
その一瞬の印象で店や会社の印象を左右してしまう、とても緊張感を強いられる仕事だと思います。
だからこその徹底した“キャラ作り”と習慣化が大切ですね。
この“キャラ作り”のことを、ハピプロでは「役作り」として皆さんに共有しています。
各店舗のコンセプトからイメージされる「役」を明確にし、
そこから個々のキャラクターやイメージ像を完成に近づけていくのです。
そうすることでサービスにブレがなくなり、お客様に感じていただきたいイメージを強化することが出来ます。
これこそが、コンセプトの“強み”を最大限に活かす、一番の近道だとも言えます。
もちろん、「役」が明確にあって、それに準じることが出来ても
その「役」の裏付けになる経験や知識は、その後絶対的に必要にはなります。
しかし、焦っても進まないので、まずは順番に着実に。
まだ全店舗「役」が明確になっていないので、今年も進歩のためにできる事は沢山ありそうですね!
では、新美さんへの質問です!
第一印象から「役作り」のお話をさせていただきましたが、
これはまだまだ序章で、今後も深堀りしてお話したいことは出てきそうです。
そこで、新美さんにも「役作り」について深堀りしていただきたいのですが、
これまで現場のお仕事で「役」というものを意識したことがありますか。
会社で決められたものでなくても結構ですので、“ここで働く私”という「役作り」を
意識した瞬間や、その重要性に気づいたエピソードがあったら教えて下さい。
(ハピプロを通じて気づいたエピソードでも結構です!)
ハピプロでもコンセプトをもっと活かすために、「役」について意識を高めていきたいと思いますので、
ぜひ新美さんのご経験や、現在のお考えを聞かせて下さい!