前回の情報局では、
「チームワークとはと和の心である。」というお話をさせていただきました。
今回はそのチームワークをより良い物にするために必要な物のお話をしてみようと思います。
我々の働く新田店でも、チームワークを大切にし、日々仕事に取り組んでいますが、
まだまだチームワークを高めより質の高い仕事をする事ができると感じています。
そのためには、お互いを理解し、
お互いに長所、欠点を指摘しあう事が必要になってきますが、
この「指摘」が難しいんです。
私も言葉不足になるケースが多く、新田店スタッフの足を引っ張ってしまう事が多々あります。
他人の長所、欠点を感じる事は出来ても、
指摘する段になるとどの言葉を選べばよいのか迷う事って多いですよね。
そこで、チームワークをより高めるための言葉についてお話ししてみようと思います。
ちょっと前になりますが、YAHOO!ニュースで見つけた言葉をご紹介します。
「キラキラワード」そしてこの記事にはこんな過激なタイトルが付いていました。
「綺麗ごとを真に受けるな!キラキラワードが日本をダメにする」
さて、なんの事やら…と思い、記事を読んでみると、
非常に興味深い内容になっていましたので、かいつまんで紹介してみたいと思います。
*「キラキラネーム」はともかく「キラキラワード」とは?*
読みづらい名前や、常識的に考えがたい言葉を用いた珍しい名前を「キラキラネーム」と呼ぶそうです。感覚的に「キラキラ」しているような名前が多いからでしょう。2013年のベスト・オブ・キラキラネームは1位【泡姫(ありえる)】、2位【黄熊(ぷう)】、3位【姫星(きてぃ)】とのことです。キラキラネームはともかくとして、どうしても気になることがあります。それは世の中にあふれる「綺麗ごと」のキャッチコピー。小さな労力で大きな成果を手に入れたい、楽してお金儲けしたいという射幸心を煽るコピーが多すぎて、人を迷わせます。私はこれを「キラキラワード」と呼んでいます。キラキラした「綺麗ごと」だからです。こういった「キラキラワード」は「キラキラネーム」と同様、昔はなかったのです。
(2013年12月17日YAHOO!ニュース記事より新田店記事担当要約)
この記事の筆者は「キラキラワード」を「キラキラワード」だと理解して使うのでなければ、
組織全体がダメになり、「キラキラワード」があまりにも蔓延すると、
それこそ日本全体がダメになると結んでいます。
・「無理しないほうがいい」
・「頑張らなくてもいい」
・「楽しいと思える仕事を見つけろ」
・「心の底からやりたいと思えることだけをやればいい」
・「1%のことを変えるだけで成功する」
↑以上紹介されていた「キラキラワード」ですが、
確かに耳触りも良く、キラキラしていて、どこかで聞いたことのあるような言葉たちですね。
ですが、まじめにお仕事されている方は、
こんなことばかり言っていては組織がうまく動く訳がないのは一目瞭然ですね。
組織をうまく運用するためには、
「綺麗ごと」だけでなく、
「泥臭いこと」が多少なりとも必要になってくるのです。
そこで、私の大好きな漫画「はじめの一歩」より、キラキラしていない、「泥臭い」言葉を紹介します。
・「地道な努力こそが最大の近道と知れ」
・「キサマらを強くするのは毎日の積み重ねじゃ。じゃが、逆もまた然り!毎日の積み重ねがキサマらを弱くする!漫然と日々を過ごすな。四六時中ボクサーである事を自覚しろ。必要なモノを常に考えて行動せよ!!」
・「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!」
・「立ちさえすればチャンスはある!!チャンスはあるんだ!!」
・「若いキサマには怖いもの知らずという勇気がある!!対抗できる武器がちゃんとある」
・「才能のないやつがあきらめがよくてどうするんだ」
・「一度サボればマイナス1。続けてサボればマイナス2。慌てて練習してもプラスは1。1-2で弱くなっているんだ」
漫画からの引用ではありますが、含蓄のある、泥臭くて、
こんなこと言われたら頑張らない訳にはいかないという気にさせてくれる言葉ですよね。
チームで仕事を成功させるためには、泥臭い言葉も必要!
モチベーションアップには時にはキラキラワードも必要!
たかが言葉、されど言葉、「キラキラ&泥臭さ」がキーワード!
私たちがこのキーワードをうまく使い分ける事ができ、
長所、欠点を指摘し合う事ができれば、
新田店はもっとチームワークの良いすばらしい店になるのではないでしょうか。
記事担当:新田店 三谷