こんにちは!阿野情報局です。
担当は「ホリ」です。
以前の情報局「ホリの趣味」で「いつか電子ドラムを買う」と公言しましたが、先日とうとう買ってしまいましたので、その紹介と使ってみた感想を書いていこうと思います☆
実際に手に入れたのがコチラです!
その時欲しかった物(YAMAHA DTX-8)とは違いますが、こちらも一流メーカー「ローランド」のTD-27というモデルです。
なぜ違う物を購入したのかというと、スロットで負けすぎて予算不足になった為です(笑)。
半分冗談?ですが、他にも欲しい物ができましたので少し予算を落としました。
とは言え、実際使ってみて良い物が買えたなと今の所は満足しております♪
やっぱりドラム本来の音が聞けるは良いですね!
今まで使っていた昔ながらの練習セットは「コンコン」というただ固い物を叩いている音しかせず、味気がありませんでした。
それがスピーカーやヘッドフォンを通す必要はありますが、叩くとほぼ生ドラムの音が鳴るのでテンションが上がります!
新型のモジュールには音源が多数内蔵されており、演奏するジャンルやその時の気分などで自分好みの音をすぐに出すことが可能です。
また、素人には難しいチューニングなどもつまみ1つで簡単に出来てしまいます。
スマートフォンやパソコンとつなげて音楽を流しながら演奏することもできますし、録音も可能です。
私はまだ使いこなせていませんが、その他にも色々な機能が備わっています。
また、最近の電子ドラムは音だけでなく叩き心地も生ドラムにかなり近くなっており、主流の物はヘッド(太鼓の打面)がメッシュ素材になっています。
今回買ったのもこのタイプです。
メッシュというと個人的に柔らかいというイメージがあったので、実際に叩く前はちゃんとスティックが跳ね返ってくるのかな?とか、強く叩いたらすぐに破れてしまうのでは?と不安に思っていました。
しかし、思っていたより跳ね返りが強く、思いっきり叩いても全然大丈夫でした!
もちろん長く使っていると破れることもあるそうですが、生ドラムでもヘッドの交換は必要なので特に問題ありません。
これで楽しく練習ができそうですね♪
しかし、これだけすごい機能をもった電子ドラムですが欠点?もあります。
それは誰がどう叩いても「良い音」が鳴ってしまうということです。
電子ドラムは叩き方によって音の大きさは変わりますが、音の質は変わりません。
独学で電子ドラムしか叩いたことがないという人が、初めて生ドラムを叩くとちゃんと音が鳴らずあまりの下手さにへこむというのを聞いたことがあります。
これはおそらくテクニックは練習してある程度身についたけど、叩き方の基礎練習をほとんどやってないパターンだと思います。
通常楽器を始める時は、どんな楽器でもまずそれなりに良い音が鳴るように基礎練習をします。
そして、その基礎練習はその後もずっと続けながら、同時にテクニックも磨いていく感じです。
ということで、電子ドラムしかやらないという人は良いですが、生ドラムをいずれ叩きたいという人は注意が必要ですね(私もあまり変わらないですが・・・)
続いて注目してほしいのが、ドラマーの腕というか足の見せ所でもある、足で操作する「バスドラム」と「ハイハット」です。
こちらは右足で操作するバスドラムです。
すっきりしていますが、本来は一番大きな太鼓でスネアと一緒にリズムを刻むのに多用します。
跳ね返りは少し強めでしたが、生ドラムでも使用するペダルで操作するのであまり違和感なく演奏できました。
左足で操作するハイハットです。
ハイハットスタンドは実際に生ドラムでも使用するもので、これに小さめのシンバルを2枚重ねにして取り付けます。
ペダルを踏んだり離したりすることによってシンバルがくっついたり離れたりして色々な音が表現できるようになっています。
ということで、組み立てている時に当然シンバルが2枚あると思っていたのですが、なぜか1枚しかありません・・・。
どれだけ探しても無かったので焦りましたが、実は私の購入したモデルではシンバル1枚で2枚重ねになっているように音が表現できるとのことでした(2枚付いているのは上位モデルのみ)。
後々調べてみるとハイハットは電子ドラムで表現するのがとても難しいようで、ハイハットのみ本物のシンバルを取り付けている人もいるそうです。
また安価なモデルではペダルとハイハットが簡易的な物になっているものが多く、このタイプは踏み心地が生ドラムと比べてかなり異なります。
その為、まだ小さな子どもや電子ドラムしかやらないという方には良いですが、生ドラムの練習用で使う方やいずれは生ドラムを叩きたいという方には個人的にオススメしません。
今回紹介したモデルのようにペダルもハイハットも生ドラムでも使用できるのを買った方が後々良いかと思います。
また、一定のモデル以上になると太鼓やシンバルを後で追加したりもできます。
私が買ったモデルでは2枚重ねのハイハット(別売り)を買えば装着できるみたいなので余裕ができたら欲しいなと思います。
そして、一番気にしなくてはいけないと感じたのが防振対策です。
防音には特化している電子ドラムですが、演奏した時に床に伝わる振動は生ドラムとそれほど変わりません。
そこで電子ドラム用の防振マットは必須になってきます。
厚めのマットで、床に傷がつかないのはもちろんスティックで太鼓を叩いた時の振動はほぼ吸収してくれます。
当然私も専用のマットを買いましたが、ペダルやハイハットを操作する時の振動は防ぎきれません。
軽いタッチで演奏する分にはそれほど気になりませんが、ロックなど激しい演奏をする場合はより強力な防振対策が必要でした。
防振用のステージなどもありましたが、大掛かりすぎてちょっと無理ですね。
そんな中良いものが見つかりましたよ!
これはローランドの「ノイズイーター」というものです。
底に半分に切ったボールの様なものが複数ついており、ペダルの下に敷くことで振動を75%も軽減できるそうです。
同様の物もいくつかありましたし、これなら設置も簡単で効果も十分見込めそうですね☆
結果、今回買ったローランド「TD-27」は今の私には十分すぎるモデルでした!
もっと使いこなして上手くなれる様に頑張りたいです。
また、今回の記事でドラムに興味を持って頂けたり、これからドラムを始めようという方の参考になれば幸いです。
それでは次回の阿野情報局もお楽しみに☆
記事担当:阿野店 堀